2010年1月30日土曜日

JR西日本と大阪市、JR杉本町駅の改良工事を検討

 JR西日本と大阪市は、JR杉本町駅に駅ホーム東側に改札を設置するなど、駅の改良工事を行うことを検討しているという。
 報道によると、26日、杉本町駅を利用する地元の住民や大学関係者などでつくる「JR杉本町駅東口設置推進の会」に、大阪市が回答した。
 
 杉本町駅の東側には、大阪市立大学があるが、東側には改札がないため、西側の改札を出て、駅の南北にある開かずの踏切を渡らないと、駅の東側に行かれない。そのため、朝夕のラッシュ時には、踏切が開くのを待つ人で踏切の前はいっぱいになるという。
 また、踏切が開くのを待ち切れずに遮断機をくぐって踏切を渡る人もいて、昨年も東側から西側へ遮断機をくぐって駅改札へ急ごうとした女性が列車に撥ねられて亡くなった。
 この付近では、06年から4件事故がおき、3人が死亡、1名が重傷者を負っているという。

 今回、地元の要望を取り入れ、駅の高架化をめざして駅の改良を進めるということ。これ以上犠牲者を増やさないため、早急に工事に取り組んでもらいたいと思う。

なお、「JR杉本町駅東口設置推進の会」のHPは
http://homepage3.nifty.com/muratak/higashiguchi.html 

《記事》
「開かずの踏切」問題解消へ 杉本町駅の改良工事を検討 2010年1月27日
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201001270070.html

2010年1月29日金曜日

トヨタ自動車アクセルペダル問題で、アメリカ下院公聴会開催へ

  21日トヨタ自動車は、アクセルペダルが戻りにくくなる問題で、リコール(回収・無償修理)から販売中止をを発表した。また、報道によると、アメリカ米下院エネルギー・商業委員会は、昨年秋からのトヨタの対応について、2月25日の公聴会で証言を求め、トヨタ自動車も受け入れる方針だという。

 問題のアクセルペダルは、アメリカの部品メーカーCTS社から調達したもので、使っている車種はアメリカだけでなく、欧州や中国でも販売されていたこともわかった。
 日本で販売する車にはこの部品は使われていないということだが、車両の安全性に関わるもっとも重要な部分だけに、日本でも事故の報告がないか調べる必要があるのではないかと思われる。

《記事》
トヨタリコール問題、2月に米下院で公聴会
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100129AT2N2803I29012010.html

2010年1月28日木曜日

明石歩道橋事故、元副署長を強制起訴へ~検察審査会「起訴相当」議決

 27日、神戸検察審査会は、2001年明石歩道橋事故で、嫌疑不十分として不起訴になっていた当時の明石署副署長を「起訴相当」と議決した。
 同審査会は、検察がともに不起訴とした元副署長と元署長(故人)について、法改正前にも、「起訴相当」を2度議決している。元副署長は通算4度目の「起訴相当」の議決となる。

 検察審査会は、有罪か無罪かという検察官の感覚ではなく、「市民感覚の視点から判断した」としている。花火大会の警備計画策定や当日混雑回避のために適切な指示を行わなかった元副署長の責任が問われることになる。 

(参考)なお、拙ブログでは前回(2009年7月)の議決についても取り上げた。http://tomosibi.blogspot.com/2009/07/blog-post_31.html


《ニュース記事》
明石花火事故で元副署長起訴へ 検察審査会が初の「強制」議決 2010/01/27 23:23 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012701000701.html

2010年1月27日水曜日

シャープ両開き冷蔵庫でドアが落下、けが

 26日、消費者庁によると、シャープが製造した左右どちらでも開けられるタイプの冷蔵庫の中に、使用中にドアがはずれて足の上に落ち、大けがをする事故が起きていたことがわかった。シャープは、同じような事故が起きるおそれがあるとして、約97万台を無償で点検したり、部品を交換することにした。
 
 冷蔵庫は置く場所によって、冷蔵庫の扉が左右どちらに開くタイプか決めなくてはならない。しかし、両開き冷蔵庫だと、置く場所を変えられるので、便利だと思っていたが、使い方によっては、扉の軸となる部分に衝撃が加わり、樹脂製の部分が壊れて扉が外れることがわかった。
                                      
 リコールされるのは、シャープ(本社大阪)が、平成8年から平成13年にかけて製造した両開きタイプの冷蔵庫のうち、SJ-WA35Cなど48機種、97万台余り。これらの冷蔵庫については、使用中に扉が外れてけがをする事故が4件報告されているという。
 
 去年6月に茨城県であった事故では、外れた扉が足の上に落下し、女性が骨を折る大けがをしたということ。原因を調べたところ、ドアと冷蔵室の間にものが挟まった状態で開け閉めを繰り返した場合、まれにドアの部品が壊れ、ドアが外れるおそれがあることがわかった。このためシャープは、同じような構造を持つ冷蔵庫をリコールし、無償で点検を行い、強度を高めた部品に交換をすることに決めた。

消費者庁HP2010年1月27日
「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」
6.特記事項
(1)シャープ株式会社が製造した電気冷蔵庫(管理番号A200900291)
ttp://www.caa.go.jp/safety/pdf/100126kouhyou_1.pdf

2010年1月25日月曜日

名古屋鉄道の踏切で、老夫妻が死亡

 名古屋の警報機・遮断機のある第1種踏切で、お年寄りの夫妻が列車にはねられて亡くなった。

 先週、事故があってから事故のことを書こうかと思ったが、なかなか書けなかった。
ご夫妻が、二人でどんな暮らしをしていたのか想像したり、踏切周辺の地図などを見ながら、なぜ事故が起きたのかと想像していると、いろいろな問題があるのではないかと思われ、安易に感想を書くことがためらわれた。
 しかし、やはり、この事故は記憶にとどめておかなくてはならない。

 ご夫妻は、この日、二人で病院から帰る途中で踏切を渡ったところ、妻の森田喜三子さんが踏切内で転倒、夫の秀雄さんが助け起こそうとしていたところを列車が来て、撥ねられてしまったいう。運転手は、踏切内の二人に気付いて非常停止したが、間に合わなかった。

 ここでは、報道などによると以前にも事故があったらしいが、どんな事故なのか詳しくはわからない。しかし、この踏切の路面が悪くて歩きにくくなかったか、気になる。お年寄りにとってはささいな傾斜やデコボコも、つまづいて転倒する原因になる。
 横断歩道なども、お年寄りが渡りきれるように青信号の時間を延ばす取り組みが出てきているが、踏切も警報機が鳴ってから、遮断機が下りるまでの時間を延ばし、お年寄りや子どもがゆとりを持って渡れるようにする必要があるのではないかと思う。

 お年寄りや子どもにやさしく安全なしくみは、健康な成人にとってもやさしく安全なものであるはず。大きな駅や公共の施設だけでなく、すべての生活空間でバリアーフリーの取り組みが必要ではないかと思う。

 最後になりましたが、心より、ご夫妻のご冥福をお祈りいたします。

《記事から》
名古屋鉄道の踏切で夫婦死亡 転倒した相手助けようと
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012101000394.html

2010年1月22日金曜日

トヨタ自動車、アメリカでリコールへ

 21日、トヨタ自動車はアメリカで販売した乗用車などで、アクセルペダルに不具合が発生する可能性があるとして、リコール(無料の回収・修理)を実施すると発表した。

 トヨタは、昨年も、フロアマットがアクセルペダルにひっかりペダルがもどりにくくなる問題で、アクセルペダルやフロアマットを、無償で改修したり交換したりしていた。今回の問題でトヨタは、アメリカや欧州などで、大規模な修理が続くことになった。

 問題は、アクセルを踏み込んだ後、完全に戻らなかったり、戻り方が遅かったりする場合があるということで、事故につながる危険性がある。トヨタは所有者に、こうしたトラブルの際はブレーキをしっかり踏み込むなどの注意を呼び掛けているが、修理などの対応方法はこれから決める予定。

《ニュース記事》
トヨタが米国で230万台リコールへ、欧州でも検討の可能性 2010年 01月 22日 09:44 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13464220100122

2010年1月20日水曜日

日航会社再建、安全確保を忘れずに

 12日、日航ジャンボ機墜落事故の遺族でつくる8.12連絡会は、会社の再建の過程で、合理化やリストラを進め、安全が置き去りにされないよう、要望書を前原国土交通大臣に出した。

 20日、報道によると、事務局長の美谷島邦子さん(63)は「厳しい状況でも安全重視の流れは止めないで欲しい。事故で亡くなった命を忘れず、新しい経営者のもと、安全のリーダーへと変わってほしい」と語り、安全の確保を怠らないでほしいと訴えている。
 また、日航が設置した第3者機関「安全アドバイザリーグループ」の座長を務める作家の柳田邦男氏は、日本経済新聞のインタビューの中で「安全確保は債務超過解消よりもはるかに難しい。危ないと感じたら何でも言える環境が求められる。安全は一日一日の闘い。着実に養ってきた安全文化を途切れさせてはいけない」と語る。
 新経営人に求められることとして、「新経営陣には、安全の確保が航空会社の大黒柱だと認識してもらい、機械的に人員整理をするのではなく、現場のミスを責めず教訓として生かし、責任はトップが取る日航独自の姿勢を大事にしてほしい」とも語っていた。

《記事》 
<日航>御巣鷹遺族らが要望書 合理化で事故再発不安  1月12日20時51分配信  毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100112-00000107-mai-soci

キャリーバッグの事故、国民生活センターが注意喚起

 国民生活センターは、キャスター付きのキャリーバッグが他人の歩行を妨げ、転倒させる事故が起きていることを受けて、使用者に周囲の安全に気を配るよう注意している。

 国民生活センターのHPによると、キャリーバッグは、使用者が思っている以上に後ろに引きずっているという。同センターが、市販のキャリーバッグ4商品について、実際に引いて歩いている状態を測定したところ、引いている女性の前方つま先からバッグの後方までの長さは最大で156㎝あった。4商品平均でも、137㎝あり、女性だと自分の背丈前後の長さがある。そのため、後ろを歩く人の足を引っ掛ける可能性があることがわかった。
同センターでは、キャリーバッグを自分の体の近くで引くなどしてほしいと呼びかけている。

 駅などで、旅行や買い物でキャリーバッグを引いて歩いている人をよく見かける。私も、目の前のキャリーバッグにぶつかりそうになることがある。もし、お年寄りや足の不自由な方、目の見えない方だったら、転倒して大けがをしていると思う。
 混雑していると足元が見えないことがあり、突然キャリーバッグが現れてつまづきそうになる。引いていると思っている以上に長さのあるキャリーバッグだから、混雑しているところでは、周囲を気づかって引いてほしいもの。
 
《参考》 
独立行政法人国民生活センターのHP
「キャリーバッグでの事故―他人を怪我させてしまうケースも」平成21 年12 月2 日
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20091202_1.pdf

2010年1月19日火曜日

厚労省、輸入ワクチンを特例承認

 厚生労働省は、15日、輸入ワクチンを審査手続きを簡略化した特例承認とすることを決めた。来月中旬には、優先接種の対象外だった健康成人を中心に接種できることになる。しかしワクチンは副作用なども心配されるので、接種を希望しない成人もいるだろう。ワクチンが余る心配はないのだろうか。

 当初WHO(世界保健機関)が「2回のワクチン接種が必要」としてしていたため、欧州各国では、2回分のワクチンを製薬会社と契約したところ、接種率が低いことからワクチンが大量に余っているという。

 報道によると、欧州では、WHOと製薬会社が癒着しているのではないかとの疑惑が浮上し、欧州会議(47カ国が加盟)では、調査を開始することになった。1月25日から開かれる総会で認められれば主要な議題に上ることになる。
 
なお、国立感染症研究所では、WHOのインフルエンザ情報を提供している。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/WHO_brief19.html


《以下は記事》
新型インフルエンザ:輸入ワクチン承認へ 9900万回分確保 ほぼ全国民、接種可能
毎日新聞2010年1月15日
http://mainichi.jp/select/science/news/20100115dde041040031000c.html

2010年1月13日水曜日

消費者ホットライン、全国で開始

12日から、消費者庁が、全国で消費者ホットライン(電話番号 0570-064-370 『ゼロ・ゴー・ナナ・ゼロ 守ろうよ、みんなを』)を開始した。昨年9月、消費者庁が発足した際には、5県で試験的に始めていたが、今度全国で導入した。

消費者ホットラインは、身近にある消費生活相談窓口の電話番号などを知らない消費者に、消費生活相談窓口を案内し、消費生活相談をしやすくしようというもの。
土日祝日についても、市区町村や都道府県の消費生活センター等が開所していない場合には、国民生活センターで相談を受け付けるなど、年末年始を除いて原則毎日利用できる。

訪問販売や悪徳商法など消費生活の問題で、どこに相談してよいか分からない場合には、一人で悩まずに消費者ホットラインを利用し、市区町村の窓口に相談してみることが大切だと思う。

消費者ホットラインの概要(消費者庁HP)
http://www.caa.go.jp/region/pdf/100107hotline_2.pdf

2010年1月12日火曜日

市川さん、息子さんの遺影と成人式へ

 1月11日は、平成生まれの若者が成人の日を迎えた。

 東京都港区の自宅マンションで、2006年6月、エレベーターから降りようとしたところ、扉が開いたまま上昇を始めたエレベータに挟まれて亡くなった市川大輔さん=当時(16)=の母正子さん(57)が11日、大輔さんの遺影を手に、港区の成人式に出席した。「いまだ事故原因は全面的に解明されていない。息子もみんなと一緒に一歩踏み出す。進まない状況を一歩進めるスタートにしたい」と思いを新たにしていた。

 同級生らは、エレベーター事故の原因究明を求める活動をいっしょに取り組んでいる。大輔さんの同級生の成長を見守る市川さんの目に、成人した同級生らがたのもしく映ったにちがいない。

 なお、2009年7月、製造元のシンドラーエレベータの元東京支社保守部長ら5人が、業務上過失致死罪で在宅起訴されている。

 
《記事》
エレベーター事故から3年半 遺影の息子と成人式   2010年1月12日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010011202000076.html

2010年1月11日月曜日

もっとも古い原爆の漫画、資料展で公開

 1957年の1年間、原爆をテーマにした漫画が少女雑誌に掲載されていたことがわかり、掲載誌を見つけた広島平和記念資料館では、資料展が開かれているそうだ。漫画家は、原爆で父を失った谷川一彦さんで、漫画は「星はみている」という題で、雑誌「なかよし」に連載された。

 中沢啓治さんの「はだしのゲン」よりも、16年早く、原爆を扱った漫画としては、もっとも古いのではないかということ。原爆の恐ろしさを子どもらに伝えたいという思いが伝わってくるという。資料展は、原爆資料館で31日まで展示。

《記事》
「ゲン」より早く…原爆描いた幻の漫画、広島で資料展
(2010年1月6日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100106-OYO1T00950.htm?from=main2

2010年1月6日水曜日

暮らしは10年前に比べてよくなっただろうか? 人口問題研究所調査結果

 12月24日、国立社会保障・人口問題研究所が、2007年7月に行った社会保障実態調査の結果が発表された。それによると、10年前に比べ、暮らしが悪くなったと感じる人が3割にのぼることがわかった。また、現在の暮らしについて、「苦しい」と感じる人が4割近くにのぼり、10年前よりも増えているという。

 一方、世帯内の人が医療機関に行ったかを尋ねたところ、行かなかった世帯は11.5%。うち「健康ではなかったが行けなかった」のは17%で、全世帯の2%が経済的理由などで医療機関に行けなかった。

 過去1年間に経済的理由で、必要な食料が買えなかったと答えた世帯が15.6%、厚生労働省が10月に初公表した相対的貧困率15.7%(2006年が対象)と、ほぼ同じ割合になる。
 調査は2007年7月1日現在で実施され、全国の1万766世帯から有効回答を得た。

 この調査は2007年に行われた。2008年秋以降は、経済情勢が悪化しているのでこの数字がもっと大きくなっている可能性がある。

 さまざまな場面で、私たちの生活を守るしくみにほころびができている。政府には、緊急を要するところから、早急に対策をとってほしい。

『2007年社会保障・人口問題基本調査』
「社会保障実態調査 結果の概要」 国立社会保障・人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/ss-seikatsu/j/jittai2007/janda/jittai2007.asp
(2010年1月6日)

《記事》
暮らし「悪化」が3割 10年前と比較、人口研初調査
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091225AT1G2403625122009.html

2010年1月5日火曜日

2010年こそ、安全・安心に暮らせる年に

 昨年は、私が覚えのために書き始めたブログにご訪問いただきありがとうございます。

 2008年10月、はじめて、事故のあった第4種踏切(警報機・遮断機のない踏切)を訪ねてから、その後10か所ほど事故があった踏切に行きました。そして、驚いたことは、私が想像していた以上に、第4種や第3種踏切(遮断機のない踏切)の周辺には家々が建ち並んでおり、県道や国道が走り、車の交通量が多いことでした。
 
 また、昼間は、子どもやお年寄りに利用されることが多いせいか、第4種踏切で起きる事故は、交通弱者ともいえる子どもやお年寄りが亡くなる事故が多いと思われることです。

 しかし、このような第4種や第3種といった踏切での事故は、なぜ起きたのか、その背景まで十分調べられることもなく、したがって具体的に再発防止策がとられることはほとんどありません。
 事故が起きると、直後は踏切に注意喚起の看板をたてたり、学校で先生が児童生徒に踏切を渡る際には左右を良く見て渡るようにと注意するくらいです。
 
 子どもの事故が続いたら、なぜ起きるのか、子どもの目線から調べることが必要だということは、最近の事故防止の研究でも言われていることなのに、踏切事故はほとんど調査されません。
 
 また、お年寄りが踏切を渡る際、警報機が鳴ってから、遮断機が下りるまでの時間が十分でないため、渡り切れずに踏切内に取り残され、列車に撥ねられるという事故も起きています。大きな駅や公共施設では、バリアフリーが進んでいるのに、踏切では依然として、踏切道に凹凸があったり、線路と路面の間に隙間があるために車いすの車輪がはさまれ踏切内に取り残される事故も起きています。
 
 首都圏の大きな市町村や幹線道路の踏切だけではなく、地方の路線の踏切も整備する必要があります。鉄道事業者や行政は、踏切の周辺の変化や住民の要望を的確にとらえ、鉄道や踏切の設備や安全基準、運行の在り方などを検討していくべきだと思います。

 最後になりましたが、今年も身近なところにある問題に目をやり、事故を防ぐために私ができることは何か考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。