2011年8月26日金曜日

運輸安全委員会、初めての定例会見

 8月24日、運輸安全委員会は定例会見を開いて、浜松市で起きた天竜川下り船転覆事故などの事故調査の途中経過について、報告した。
 定例会見は、同委員会の業務改善の一環で、今回が第一回となる。JR福知山線脱線事故調査報告書の漏えい問題をうけて、被害者や遺族や有識者らがもとめた「運輸安全委員会の今後のあり方についての提言」では、業務の改善がもとめられていた。
 事故調査の経過を報告し、透明性を高め、事故を起こした事業者や被害に遭われtた方々や遺族に、随時、わかりやすく説明することで、事故調査機関の信頼を回復していくことがもとめられている。
 
 今回は、天竜川下りの事故をはじめ、JR北海道石勝線の特急脱線事故などについても、途中経過が報告された。
 このような運輸安全委員会の努力によって、事故調査機関が社会的に認められ、事故を無くしていく上で事故調査が必要であることが広く理解されることを期待したいと思う。

《参考》
運輸安全委員会ホームページ 事故等調査の進捗状況については
http://www.mlit.go.jp/jtsb/flash/flash.html
《参考記事》
「運輸安全委員長、初の定例会見」(山崎史記子)(神戸新聞2011/08/24 21:02)

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